2022/01/06 21:16
1月の初めから思いがけない大きな反響をいただきありがとうございます。
カヌレです。
【カヌレはボルドー地方の….】とかいうめんどい説明は無しにします。
他のカヌレを作っている方々がWikipediaからコピペしているような説明を書いていますので、それと同じです。
ただ一つ言いたいこと。
カヌレは液状の生地をオーブン温度のコントロールという至難の業で作り上げるかなり難易度が高いお菓子です。
焼き菓子の中ではトップクラスに難しいです。マジで。
よくシリコンで作る小さいものも見ますが、ちゃんとした型で焼くのは本当に100倍近く難しさが違います。
しかも考えても考えても【沼】にハマり、本当に熱力学の教授の力を借りたいようなメビウスの輪にハマることもしょっちゅうです。
まずカヌレは
【軽く焦がすお菓子です。】
【外はカリカリ中はもっちりのお菓子です。】
【中の状態は作り手の粉の配合や考え方によって統一ではなくそれぞれの良さがあります。】
以上のことから、僕のカヌレはキャラメリゼされた表面も楽しんでもらいたいです。
カリカリだけではなくその風味その薫りもです。
カリカリがすぎるので口を切らないようにお願いします。
まぁまぁ大きいカヌレです。顎に気をつけてください。
僕のカヌレは常温解凍していただくだけでカリカリです。
もしもう少し楽しみたいならオーブントースターで少し焼いた後に冷凍庫で少し冷やしてみてください。
↑これ結構好き。
最近はパン屋さんなどで売られてしんなりしているものが多いですが、硬いカヌレは基本です。硬さがいい。中とのコントラストがいい。
焦げた苦味も特徴です。
その点だけ理解してもらいたいと思います。
焦げすぎないようには当たり前にしています。そりゃーね。