僕は常々【料理人として当たり前を発表するのではなく、その過程も面白くしていきたい】と考えています。

それは僕自身が一番楽しむのがモットーで、その結果皆様に色々とワクワクを持って過ごしていただけるのが一番いいのではないかと思いました。

ですので今回は今僕の頭の中にある【これから試作するもの】書いてみたいと思います。

各順番や内容は試作の段階で変化することもあり得ますし、単純なアイディアですのでもしかしたら試作の段階でその構想自体がなくなってしまうことも大いにあり得ます。

皆様へのお菓子の確約ではありません。

ただこういう風に楽しんで色々とチャレンジしているんだよーというの少しでも知っていただけたら嬉しいです。

でもこうやって【何かしている感じ】を知っていただければ、それができるできない関わらずこれからのお菓子の見方が少し楽しくなるのではないかなぁーと思っています。

アメリカのお菓子ですが、中にはチョコレートミルクバターを挟んでみようかなと。

1口サイズの可愛いお菓子を想像しています。

これは一番やっておきたいかき氷シロップ。今までレモンスカッシュの時は【飲む】に焦点を当てているので、レモン本来の甘味と旨味のジュースを水で割っていました。

今回はそれを間接低温火入れで殺菌を主な目的として、ローな感じでかき氷シロップとして作ってみようかと。

あの黄色いよくわかんないやつはもう使えなくなります。

こっちは酵素がすごい！！

自慢のタルト生地にのったりとしたカスタードを乗せて軽く焼き上げ。

その後にバナナとりんごで作るジャムをきれいにコーティングしてみようかと。

今までのベリーのリンツァーもやります。邪道かもしれませんが今回はフレッシュのパイナップルから作る果肉入りのジャムを真ん中に挟んで見たらどうなるのかと頭の中で考えています。

自分のお店を持って1番有益に働いているのが(収納)です。この収納がたくさんありいろんなものを作れる環境になったからこそ、皆様に1つからお召し上がりいただけるような状態を整えれたと思っています。今回はシンプルなレアチーズケーキを3センチの小さな正方形で皆様に作ってみたいと思います。

こいつはかなりシンプルです。自家製の苦味も少しあるオレンジコンフィーをティグレの中心に添えたり、冬が近づくとゆずを時雨の中心にのせて全体の構成から季節を映してみたいと思っています。

なんとなく考えています。もう少しで今回のピーナッツが終わりを迎えてしまうので、また次来た時はピーナッツでバターを作った後にそれをクッキーに混ぜ込んでチャンクなクッキーを作ってみたいと考えています。

店内の料理に関しても同じようにその都度面白いものを調整して新しく皆様にご提案できたらと思っています。

それを可能にしているのもひとえに皆様にお菓子を(お待ちいただいている)と言う状況です。

私たち作り手からすると(時間をいただける)と言うことがとても貴重なことで、次につなげるためのとても大事な要素だと思っています。

皆様においしいものを作ろうって言う話なんです。

少しずつですがお時間をいただくことによって今後の楽しみをその小さな寄付で広げていきたいと思っています。