8月、、引きこもっていました。なんならまだ引きこもっています。ギリギリまで。

前回のクレープの箱のご注文が【店内営業と同時進行なんて生半可な気持ちでは終わらない】ことを察した店主は思い切って店頭営業を捨てて8月は引き篭もりました。

まぁ開けててもあっつい夏にこんな意味わかんないところに来る人もいないだろうと。

普通なら【店内営業とオーダーの両立化】を考えるべきなんでしょうね、経営者としては。

でもそれはきっと覚悟の問題であって、僕はどちらかを突き詰めたいので、どちらかをなくすしかありませんでした。

こうやって書くとネガティブな側面から発生した思考のように見えますが、引きこもり生活が20日を突破した頃から(引きこもりでお菓子を作り続けて本当によかった)と思っています。

引き篭もるって言うと、なんだかイメージが悪いですが、それは【引き篭もり方】によると思うんです。

僕はここ最近皆様からいただいたオーダーを何度も何度も、こうか？こうじゃないか？こうしたらいいんじゃないかな？と考えながら、とにかく何回も作ってきました。

毎回毎回改善点を見つけて、毎回毎回改善しては次の目標を決めて、

ふと後ろを向いてみると、今までのレベルがまだまだ幼稚だったことに気づきます。

大きなレストランや、そうでなくても複数人いたレストランでは、どうしても一連の流れが何等分かに分けられてしまって、そのセクションで自分のレベルの高さを実感しても均してみたら大したことがなくなってしまう。

分散化のデメリットでもあると思うやり方でやってきてたから全体を見れていなかった。

一人でやるのは正直しんどいけど、その各所に意識を置いて、その各所の行動が全体に与える影響を考えれるようになる。

ここ最近の僕は【修行中に1年かかってわかることを1ヶ月で手に入れている】

奢って言えばそんな感じです。

いいなって思った。

それが最適解なんだなと思った。

大きな仕事を分散化して、各々の仕事の範囲を決めて、労働時間を固定化して、ライフワークバランスをとる。

そんな現代の働き方には全く即していないけど、脳がちぎれるくらいまで考えて、それを少しずつだけど実行していく。

多分成長はそれ以外にないんですよ。どれだけ情報が民主化されて、動画コンテンツで見ることが容易になっても。

今の僕はまだ完璧ではないと思います。

そりゃそうだ。若造なんでね。

だけどたくさんのオーダーを一人でしっかり【やり込む】癖がついたので、やりこんでいるお菓子に関しては恥をかかないような技術をもてていると思います。

これから先は【希望される皆さんの】お菓子を作っていきます。

発送の遅さや包装のダサさは今まで散々言ってきたからの今回は省略して。

ぼく、ちょっといい感じになってきてます。