2025/04/01 20:20
わかりました。
わかったんです。
ここでお伝えする内容は、かなりセンシティブな問題かもしれませんが、料理人が自分の店を持つ上で、決して間違ってはいけない。大切な部分であり、決して過信してはいけない大切な気持ちの問題です。
少し前に中国のAI 【Deep Seek】がAIのパラダイムシフトを起こすのではないかと話題になった事は記憶に新しいと思います。アメリカからの関税や圧力で、最新の設備を導入できないからこそ出てきた発想の転換や新しい物の見方。
制約は発明の母、必要は発明の母。この2つの言葉は、前者がスーパーマリオを開発するときの名言で、後者はトーマスエジソンが残した名言です。ここまでは皆様、幼い日の親に寝かしつけてもらったときに、散々耳にタコができる位聞いたことのある2つの名言ですが、
私にとって、制約や必要と言うのは、圧倒的に足りない技術の中で何かを生み出すということでした。
謙遜でもなく、冗談でもなく、私には圧倒的に能力が足りていません。料理もお菓子も作ったり、考えたりするのは大好きです。
しかしながら、生まれ持って駆け落ちている手先の器用さや、それを差し置いてもあまりあるほど、情けない効率の悪さ。
これらが私にとっての制約でした。
また、その上でお菓子を紹介していかないといけないと言う必要でした。
企業にとって、お店にとってのコンセプトとは何でしょうか。
こんなお菓子を作りたい。こんな香りに仕上げたい。残念ながらこれはコンセプトではありません。
コンセプトと言うものは、(本当のところ、何を売っているのか)と言うものがそれに当たります。
私が本当のところ、皆様に販売し、都度ご紹介しているのは、お菓子ではないと自分自身で気づきました。
皆様に、僕がご提供しているのは、つながりであり、関係性です。
それをたまたまお菓子に乗せて、ヤマトの配達の方が皆様のご自宅へ届けてくれているのです。
サイル例が皆様からいただけるコメント付きのレビューです。他の場所でも書いていますが、圧倒的に文字量の多い私のコメント欄は、なぜ他店で真似ができないのか、なぜ他店では見ることができないのかと、自分自身でもよくわからなくなってしまう位特殊です。
料理人として、料理やお菓子に対して一生懸命向き合うのはごく当たり前のことです。そこに対して疑問を持ってはいけません。好きだからそうしているし、好きだからその道を選んでいます。疑問を持ってはいけないし、疑問を持つこと自体疑問に上がりません。
その中でそれよりも重要なこと、それは皆様とどのような関係性を築けるかです。
実際にこんなことをベラベラと書いているけれども、僕に会ったことのある人ならわかると思いますが、ただのコミュ障です。
外向きな性格でもないし、おちゃらけを頭で考えて話す位コミュ障です。
そんな人間だからこそ、大切にしなければいけないのが関係性だと言うことに気づけるし、それを信頼に高めるにはどうしたらいいのかと日々考えています。
はっきり言うと、これは考えつくものではありません。考えきり終わるものでもありません。いまだに答えは出ていませんが、答えを出さなきゃいけないわけでもありません。
自分が(本当のところ)何をご紹介できているのか。
自分の(本当のところ)何が売り物なのか。
皆さんは(本当のところ)何を求めてお菓子を召し上がってくれているのか。
自分のことも知らなきゃいけないし、皆様のことも知らなければいけません。
まだまだ答えは出ないし、答えが出たからといって探すのをやめてはいけないけれども、
もし可能だったら、レビューにてその答えを残してくれたら嬉しいです