焼き菓子 Compath

2022/03/09 14:57


遅れましたが本日、今週末皆様にご紹介できるお菓子をアップいたしました。

少し家族で東京ディズニーランドに行っていましたのでご報告が遅くなりましたが、具合が悪くなることもなく無事に大切な時間を過ごすことができました。ありがとうございます。

先週ご報告申し上げたブログ

の通り、今週からはご紹介できるお菓子を3種類に限定しています、

時期のもの、特別なものとございますが毎週のご紹介内容を3種類に限定することで、皆様には【より集中したお菓子】と【絶対になくならない】を可能にできると考えています。

先週はレモンケーキとイチゴのビクトリアがすぐに無くなってしまいましたが、今週からは無くなりません。

この時のために農家様から美味しいフルーツをたくさんいただけるようにお話ししていますし、大丈夫です。

もし無理なら謝ります。

しかしながらこの【種類を少なくする】に関してやってみると本当に多くのことがわかります。
以降はまたまたぶっちゃけなので【めんどくさっ!】って方はスルーしてください。

でも【あー料理人ってこうゆうふうに考えてるんだー】と面白く思えると思います。

私たちお菓子を作る人間はやはり【売上】が気になるところではあります。
それは個人が裕福になると言う意味ではなく、単純に次の仕入れができるかの問題であり、新しく自分自身がお菓子を通して集中できるかの問題でもあると思います。

売上を上げるためには【皆様に気に入っていただけなければ】いけません。
その方法は大きく分けて
① 直接【何が好きかを皆様に伺う】
②何が手に取られるか分からないから何種類も用意していく。
の2種類であり①は現実的に不可能なので多くの方が②を選択します。

今回僕は【③ 気に入られなければそれはしゃーない。そーゆーことだと受け入れる】
を選択したわけですが、
自分自身、人気のものを含めた【包括的な従来のお菓子の販売】と言うものに無理があると考えたからです。

沢山の種類のお菓子をご用意すると売れ残ったときに【ご紹介内容のバランスや個数の配分などに問題があったのではないか】を考えてしまいます。
いろんな種類のお菓子をご用意しても、1種類のお菓子をご用意しても結局売れ残った時と言うのは(自分の力が足りていなかった。)です。

結局のところそれが最終的で1番基本的な答えなのです。
それを自分が受け入れられないと(バランスや配分)といった内容で逃げてしまいがちです。
ちなみにこの考え方は大手会社ではなく、僕の様な弱小個人の話です。

そろそろ受け入れないといけない。自分の実力はそういうものだと認識しなければいけない と言う事はみんながいずれ直面する問題です。

それが1番わかりやすいのが(お菓子の種類が少ない)という方法です。

こうやってお話しすると自分のことしか考えていないと思われがちですが、お菓子の種類を少なくすることによって自分自身がお菓子作りに対してのクオリティーを高めたり、希望されている方全てに届けることができる。

今ここで皆様にお約束できる事は、
① 興味のあるお菓子は売り切れることがない。
② 今まで以上に今のお菓子を美味しくすることを考え実行しながら作っていく。
と言うことです。

えーあんまり興味ない。と思うお菓子が出てくる週もあるかもしれません。
私自身はその時に取れる季節のフルーツなどでこれからも丁寧にお菓子を作っていく気持ちですが、【これ食べたい】といったお話にも耳を傾けれる様に今後はなります。

すでに頂いている【レモンのウィークエンドがもう一度食べたい】と言うお声にも、現在試作を通し今年らしさを求めてチャレンジしています。

不器用だからこそ多くをゴミ箱に捨てずに、何回も繰り返すことによってより精度の高いものにし、皆様へお届けできる様になっていきます。

美味しいと思えるお菓子をより美味しく、早く食べたいと思えるとお菓子をより早くお手元に、
それでも旬は儚いので、そのときに食べられる日本の四季を少しでも多くの人に。

今までは作る種類が多かったからこそ、一部の人にしか送れなかった季節のお菓子も
種類が少なくなり集中するからこそ、短い旬の中で多くの人にお届けできる。

種類が少ないことは悪いことばかりではないとおもった今日この頃です。

美味しいを皿に【おいしく】できる最善の方法は僕にとってはこれでした。

未熟者ですが、これからも頭で考えながら皆さんによりお菓子を味わっていただきたいと思っています。
チャレンジすることもあるかと思いますが、皆様からいただけるレビューは本当に嬉しく次へのモチベーションになります。

頂いたからこそ返せる真摯さは僕にとっては集中だと思っていますので、小僧ですがどうぞよろしくお願いいたします。

未熟なお菓子作り キムラ






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