3月のご紹介の【春のセット】95セットあるよ。大丈夫。いける。
¥10,000
SOLD OUT
いよいよ送り始めてます。
レアチーズタルトを先頭に走り始めた3月のお菓子の箱。
勢揃いしたお菓子たちのご紹介をこの場にてまとめます。
下記にまとめた内容はセットの中に入っている個数です。別途追加した方におかれましては数が追加に応じて変動しています。
【フィナンシェ の生チョコサンド】2個
ただ挟む。
僕がしたのはそれだけです。
ただでさえおいしい生チョコを、フィナンシェと一緒に食べる。そこに特別な工夫はなく、小学生でも考えられるような美しさの組み合わせだと思っています。
僕が作ったのは挟む材料と挟む工程のみです。
しかしなぜ、世の中には、こんな直接脳みその根幹に働きかけるようなお菓子が存在してないのでしょう。社会的な存在である人間だからこそ、人からよく見られたい。人に評価してほしい。そんな思いがあるから、こんなぱっと見、ごっつく可愛くもないお菓子は誰も作らないのでしょう。
ただしかし、食べると言う行為に社会的な概念は必要ありません。
作るという行為に必要かもしれませんが、食べると言う行為には元来必要ないのです。
ただおいしいを追求すれば良い。それはマクドナルドのポテトをシェイクに浸して食べてしまうようなみっともない行動かもしれませんが、それを悪だと言い切れる人はいないでしょう。
しっかり焼き上げたとは言え、ただのフィナンシェです。
分子レベルで乳化知っているとは言え、ただの生チョコです。
それは挟むと【ただの】では、済まなくなる事は今回の一品で証明できたと思います。
▪️原材料
バター、小麦粉、卵、有機きび糖、グラニュー糖、アーモンドプードル、ゲランドの塩、ベーキングパウダー、ハチミツ、チョコレート、生クリーム、水飴
◾️アレルギー成分
乳製品、小麦、卵、ナッツ
◾️お召し上がり方法◾️
全解凍でも半解凍でもどっちでもいけます!!
かぶりついちゃって!!マジで。
【俺のレアチーズタルト】1台
レアチーズケーキをもっと“物語のある一品”にできないか─。
そんな思いで生まれたタルトです。
クリームチーズにただ甘味を足すだけでは、初めの一口で完結してしまう気がしました。
そこで選んだのが、卵黄をシロップでふわりと立ち上げてコクを生むパータボンブという手法。
熱でほどよく落ち着いた卵黄は、乳製品のなめらかさと重なり合い、口に入れた瞬間は軽やか、後からじわりと深みが広がります。タルト台は香ばしいアーモンド生地。
サクッとした歯ざわりが、レアチーズムースの柔らかさを引き立て、最後まで飽きさせません。
ごっついやつですよ。こいつはね。
冷蔵庫から少しだけ温度を上げ、ムースがゆるりと緩んだ頃が食べ頃です。
丁寧に重ねた素材の層が、ひと口ごとに物語を語りかけるタルトになりました。
あざます。
▪️原材料
バター、卵、アーモンドプードル、薄力粉、塩、クリームチーズ、ヨーグルト、自家製練乳(牛乳、砂糖)、ゼラチン
◾️アレルギー成分
乳製品、小麦、卵、ナッツ
◾️お召し上がり方法
袋から開けてお皿に乗せて冷蔵解凍ください。
召し上がる予定の1日前に冷蔵庫に移動するといい感じになります。
ごっついので気をつけてね。
【ミルクコーヒーのカヌレ】2個
ミルクコーヒーのカヌレがようやく焼き上がりました。
時間がかかった理由は、単に私がのんびりしていたからではありません。
高温で焼く流動性の高いカヌレ生地にコーヒー本来の香りをしっかり残すには、豆と抽出の工程に手間を惜しまないことが欠かせなかったのです。
焼く直前に豆を粗く挽き、狙った温度の牛乳に落としてフレッシュなコーヒー牛乳を仕込みます。香りを重ねるために、生地に使う豆とカスタードに使う豆はあえて変えました。仕上げにのせた麦チョコは、見た目の遊び心です。コーヒーへの愛情が、ひと口ごとに感じられるはずです。あざます
▪️原材料
牛乳、卵、砂糖、小麦粉、ラム酒、有機コーヒー豆、バター、麦チョコ(市販)、生クリーム
◾️アレルギー成分
乳製品、小麦、卵、ナッツ
◾️お召し上がり方法
半解凍でお召し上がりいただくとバリバリで美味しいです。
解凍のコツは商品ページの案内をご参照ください。
【キャラメルフィナンシェ】2個
フィナンシェにキャラメルを入れただけなんでしょう?
そう思いますよね。普通は
でもね。いつものフィナンシェ生地にキャラメルを入れるってことはその分何かを抜かなければいけないんです。わからない方にはわからないんだけども。
質量保存の法則ですね。まぁ難しいことは置いといても、キャラメルという流動性の高いものを生地に入れたら、形を保つのが難しい。
でもキャラメルってのはそのギリギリのラインで形を保つことによって、火は通っているんだけどとろりっぽさを表現することができるんです。
このキャラメルフィナンシェはそこら辺を意識してレシピを作りました。
焼きたてから、表面が少し固まったあたりで冷凍して、焼きたてをキープしています。
もちろん全解凍でもいいけど、半解凍なら尚更美味しいです。
▪️原材料
バター、小麦粉、卵、有機きび糖、グラニュー糖、アーモンドプードル、ゲランドの塩、ベーキングパウダー、ハチミツ
◾️アレルギー成分
乳製品、小麦、卵、ナッツ
◾️お召し上がり方法◾️
全解凍でも半解凍でもどっちでもいけます!!
【黒生チョコのティグレ】2個
円盤状のお菓子が見えたら、それはティグレです。
UFOではありませんのでご安心ください。
僕の場合は、フィナンシェ生地とはちょっとだけ配合を変えたオリジナル生地をドーナツ型に焼き上げ、中心にシビアな管理で僕たちを悩ませるブラックチョコでまごうことなき生チョコを作り流し込んでいます。
バターがとても豊かに香る生地の中心に、こっくりとミルキーな生チョコが入っているのが個人的にはとても大好きなお菓子です。
全解凍で召し上がっていただく他にも、半解凍で食べるとアイスケーキのような食感でとてもおいしいです。
癖になりまっせー。
▪️原材料
バター、卵、砂糖、小麦粉、アーモンドプードル、ベーキングパウダー、ブラックチョコレート、ミルクチョコレート、生クリーム
◾️アレルギー成分
乳製品、小麦、卵、ナッツ
◾️お召し上がり方法◾️
全解凍、半解凍どちらでもお楽しみいただけます。
▶︎ここから先は追加でご注文いただいた方に入れたお菓子です。
【神がかっているカヌレ】
カヌレがそろそろ僕も何者なのかと説明する名刺のような存在になってきている今日この頃、あまり自分が作ったものを口にする事はなく、自分の作ったものに対しても、過剰な自信を持つことがないことを信念としてきた私ですが、自分の作るカヌレだけには、味にもそのコントラストの構成にも、その分析にも自信を持っている事は、もはや皆さん周知のことかと思います。
せっかく長いこと料理人をやってきたんです。1つだけは自分が誇れるものをまっすぐに誇っても許されるかと思い、またここに書かせていただきます。
シンプルなカヌレが1番難しい。シンプルであればあるほど、料理でも、お菓子でも、その表現に哲学を載せなければいけない。そうでないと、シンプルなものが、ただシンプルで終わってしまうからです。
カヌレに哲学を載せるにはあまりにも多い変数があり、その変数に自分なりの解釈を載せた表現が必要となってきます。おそらく今でもしっかりと焼けているカヌレも、まだまだ改善の余地はあると思うし、お菓子業界のフェルマーの最終定理のように、永遠に多くの人を引きつけ、惑わせ、悩ませ、惚れさせる、そんなお菓子だと僕は認識しています。
そんな難しくもいとおしいかなりですが、今年の酷暑を少しでも進んで過ごしていけるように、太陽光を吸収しない白い帽子をかぶって皆様にご挨拶をしに来ました。
どこからかじっていただいても大丈夫なドMなカヌレです。
▪️原材料
牛乳、卵、砂糖、小麦粉、ラム酒、トンカ豆、バター、ホワイトチョコレート
◾️アレルギー成分
乳製品、小麦、卵、ナッツ
◾️お召し上がり方法
半解凍でお召し上がりいただくとバリバリで美味しいです。
別途カヌレの解凍のページをご用意していますのでご参照くだされ。
以上がお菓子の説明です。
僕毎回説明が下手くそで、【これどーゆーこと?】という質問があるのですが、
なにぶん頭が悪いため、一発でばきっとわかるような説明ができていない場合は、僕までなんでも聞いてください。
まじで腹パンなお菓子たちでした。
※こちらの価格には消費税が含まれています。
※この商品は送料無料です。