2026年1月のご注文の箱のネタバレ
¥100,000
このページは2026年1月にご注文いただきましたお菓子の内容のネタバレページです。
お手元に届いたお菓子や、これから届くお菓子のワクワクを高めたり、涎を垂らしたりすることへお役立てくだされ。
【フロランタン】
多くの人が思い浮かべるフロランタンとは、少し違います。
一般的なフロランタンは、大きく焼いて、あとから四角く切り分けるもの。
整然としていて、どこか“作業”的な印象があります。
でも、今回のものは違います。
どちらかというと、少しタルトのような佇まい。
一つひとつをきちんと見ながら焼いています。
大きく焼いて切るのではなく、
最初から「一個」として設計しています。
だから厚みもあるし、土台もしっかりしています。
上のナッツのキャラメリゼ部分だけではなく、
下の生地もちゃんと主役です。
バターと砂糖で組み立てた生地に、
小麦粉、卵、アーモンドプードルを合わせ、
ほんの少しのベーキングパウダーと重曹でふくらみを整えています。
上には、胡桃、アーモンド、オーツ麦。
蜂蜜と生クリームで炊いたキャラメルを絡め、
香りづけにバニラをほんの少し。
甘いだけではなく、
ちゃんと“噛むお菓子”です。
いつものフロランタンとは違うけれど、
これでいい、と胸を張って言える仕上がりです。
たぶん、かなり僕っぽいです。
■ 原材料
バター、砂糖、小麦粉、卵、アーモンドプードル、ベーキングパウダー、重曹、バニラ、胡桃、アーモンド、オーツ麦、蜂蜜、生クリーム
■ アレルギー成分
乳製品、小麦、卵、ナッツ、はちみつ
■ お召し上がり方法
完全解凍でお召し上がりください。
常温に戻すことで、バターの香りとナッツの香ばしさがより立ち上がります。
しっかりと噛みしめるように楽しんでいただけたら嬉しいです。
【一口では食べられない、四角い生チョコ】
今回の生チョコは、四角です。
そして正直に言うと、一口では無理です。
でも、それでいいと思っています。
生チョコは完全乳化。
それ以外は、僕の中ではありえません。
チョコレートと生クリームがきちんと結びつき、
分離も、ざらつきもない状態。
水分と脂肪分が均一につながった、なめらかな構造です。
気温が低いこの季節、
チョコレートはすぐに硬くなります。
だからこそ、
温度を見ながら、
手早く、真剣に、そして慎重に。
少しでも油断すると、
理想の乳化状態から外れてしまう繊細なお菓子です。
ただ、その代わり。
口に入れた瞬間、
舌の上でゆっくりとほどけ、
“飲める”ような感覚で溶けていきます。
重たいのに、重たくない。
濃厚なのに、嫌味がない。
満足しか残らない、
プロとして作る生チョコです。
■ 原材料
ダークチョコレート、ミルクチョコレート、生クリーム、バター、水あめ
■ アレルギー成分
乳製品
■ お召し上がり方法
完全解凍でお召し上がりください。
冷蔵庫から出して少しだけ常温に戻すと、
より一層なめらかさを感じていただけます。
一口では無理ですが、
焦らず、ゆっくりどうぞ。
【キャンディー感覚の生チョコトリュフ】
ころころとした、小さなフォルム。
四角い生チョコとは違い、
少し気持ちが寂しいときに、
ぽいっと口に放り込める存在です。
キャンディーのような感覚でつまめますが、
中身はれっきとしたプロ仕様の生チョコ。
完全乳化で仕上げているので、
口の中の温度でゆっくり溶かしていくと、
とろりとソースのように広がります。
そのまま溶かして楽しんでもいいですし、
小さいながらもしっかりとした食べ応えがある状態に仕上げていますので、
噛んで召し上がっていただいても問題ありません。
小さいのに、満足度はきちんとある。
気軽さと濃厚さの、ちょうど真ん中を狙っています。
■ 原材料
ダークチョコレート、ミルクチョコレート、生クリーム、バター、水あめ
■ アレルギー成分
乳製品
■ お召し上がり方法
完全解凍でお召し上がりください。
常温に少し戻すと、よりなめらかに溶けます。
ゆっくり溶かしても、さくっと噛んでも、どちらでもお楽しみいただけます。
【いちごソース入り 四角い生チョコ】
はじめての試みです。
旬の国産いちごを、しっかりと砂糖で包み込み、
旨味を閉じ込めながら、香りは逃さないように
低温でゆっくりとジャムに仕上げています。
強く煮詰めすぎないこと。
香りが飛ばない温度帯を守ること。
このあたりは、かなり神経を使っています。
そこに、ほんの少しだけカスタードを加えて、
いちごソースとして再設計。
酸味だけが立たないように、
でも甘さに逃げないように、
中心をきちんと定めています。
丸く整えたそのソースを、
生チョコの中心にそっと置き、
周りを完全乳化の生チョコでコーティング。
外は濃厚なチョコレート。
中には、やわらかないちごの芯。
半分にカットして召し上がるには、
少し扱いづらいかもしれません。
でも、思いきってかじった瞬間、
中から現れるいちごの赤と、
溶け出すチョコレートの表情は、
なかなか面白いバランスになっています。
この形は、今後ブルーベリーやオレンジにも展開していきたいと思っています。
果実とチョコレートの、もう一段深い関係を探っていきます。
■ 原材料
ダークチョコレート、ミルクチョコレート、生クリーム、バター、水あめ、国産いちご、砂糖、卵、牛乳
■ アレルギー成分
乳製品、卵
■ お召し上がり方法
完全解凍でお召し上がりください。
プレーンの生チョコと間違えやすいため、
茶色のワックスペーパーに包んでいます。(写真1枚目参照)
冷蔵庫から出して少し常温に戻すと、
中のいちごソースがよりなめらかに広がります。
カットしても、かじっても。
お好きな方法でどうぞ。
【生チョコティグレ】
一般的な記事では、ティグレはフィナンシェと同一とされることが多いです。
でも、私は少しレシピを変えています。
考え方の軸は、フィナンシェと同じです。
「解凍」という概念を必要としない設計にしています。
ポイントは、空気です。
これは炭酸ガスで膨らませた軽さではありません。
生地を作る段階で、きちんと生地そのものに空気を抱かせています。
泡を後から発生させるのではなく、
生地の構造として空気を含ませる。
だから、冷凍してもガチガチにはならない。
取り出して、そのまま口に運べる状態です。
チョコレートとココアを混ぜ込んだ生地の中心に、
生チョコをちょんと落とし込んでいます。
エアリーな生地と、密度の濃い生チョコ。
軽さと重さの対比を、ひとつの中で楽しんでいただけたら嬉しいです。
■ 原材料
卵、国産発酵バター、砂糖、アーモンドプードル、小麦粉、ココア、ベーキングパウダー、ダークチョコレート、ミルクチョコレート、生クリーム、水あめ
■ アレルギー成分
乳製品、小麦、卵、ナッツ
■ お召し上がり方法
完全解凍でも美味しく召し上がっていただけますが、
解凍という概念は特に必要ありません。
冷凍庫から取り出して、そのままぽいっと口に運んでいただけます。
エアリーな生地と濃厚な中心部のコントラストを、そのままお楽しみください。
【チョコレート帽子のカヌレ】
チョコレートはここ数年で、驚くほど価格が上がりました。
スーパーに並んでいる板チョコを見ても、体感ではほぼ2倍です。
カカオの高騰、為替、輸送コスト。
理由はいくつもあるのでしょうが、
とにかく今やチョコレートは、贅沢な素材です。
それでも、うちでは相変わらず
原価計算も原価管理も、ほぼしていません。
確定申告のたびに、
自分の未熟さに90度首をかしげたくなります。
でも、年に一度の反省で
劇的に変われるほど人間は器用ではありません。
だから今回も、
ベルギー産のダークとミルクをブレンドした
おいしいチョコレートを、きちんと使っています。
さっくりと焼き上げたプレーンカヌレの上に、
そっと帽子のようにのせました。
同じプレーンカヌレでも、
チョコレートがかかるだけで
こんなにもリッチに、そして少し優しい気持ちになるのはなぜでしょうか。
甘さだけではない、
包み込まれるような感覚があります。
■ 原材料
小麦粉、牛乳、砂糖、バター、ラム酒、トンカ豆、ベルギー産ダークチョコレート、ベルギー産ミルクチョコレート
■ アレルギー成分
乳製品、小麦
■ お召し上がり方法
詳しい解凍方法は別ページをご用意していますが、
常温で10分ほど置いていただくと、半解凍の状態になります。
アイスケーキのような食感で、美味しく召し上がっていただけます。
【プレーンカヌレ】
何かをしっかりと極める。
そのスタートは、カヌレだったような気がします。
よくも悪くも、私は自分のことを器用貧乏だと思っています。
最初はそれなりにうまく進められる。
でも、奥深く入り込み続けることが苦手な性分です。
だから、自分のことを
経験値豊かな料理人だとは思っていません。
けれど、カヌレに出会って変わりました。
これほど難しいお菓子は、他にありませんでした。
これほど緻密で、
これほど変数に気を配らなければならないお菓子もなかった。
温度、湿度、焼成時間、生地の状態。
ほんの少しのズレで、表情が変わる。
もともと研究は嫌いではありません。
むしろ好きな方です。
なので、残念ながらと言うべきか、
皆様にお届けしている“今”も、
まだ研究は続いています。
終わらないお菓子。
だからこそ、私を代表するお菓子になりました。
それでも、
今この状態に関しては、
自分の中で100点だと言えるものをお届けしています。
外はカリッと、
中はもっちりと。
静かだけれど、確実に存在感のあるカヌレです。
■ 原材料
小麦粉、牛乳、砂糖、バター、ラム酒、トンカ豆
■ アレルギー成分
乳製品、小麦
■ お召し上がり方法
詳しい解凍方法は別ページをご用意していますが、
常温で10分ほど置いていただくと、半解凍の状態になります。
アイスケーキのような食感で、美味しく召し上がっていただけます。
以上が、今回のお菓子のご紹介です。
今回は、今お伝えしたお菓子がそれぞれ1つずつ入った「ひとり占めできるセット」と、お好みに応じて追加できる単品商品をご用意しました。
そのため、お客様のご注文内容によっては、
それぞれご希望の数が入っている形になります。
箱を開けたときに、
「あ、これ頼んだやつだ」と確認しながら楽しんでいただけたら嬉しいです。
何かご不明点や、「あれ?」と思うことがあれば、遠慮なくご連絡ください。
文句でも、疑問でも、なんでも構いません。
お恥ずかしながら、
私自身が入れる数を間違えてしまうことも、正直あります。
もちろん細心の注意を払っていますが、
もしそのようなことがあった場合は、本当に申し訳なく思っています。
ご期待を壊してしまった以上の行動で対応いたします。
そこは曖昧にせず、きちんと向き合います。
どうぞよろしくお願いいたします。
発送予定:2026年3月28日 から順次発送













