ちょびっと話を聞いてーな。その② お菓子には、もう少し意味があってもいいと思う。
¥2,100 ($13.30)
COMING SOON
お菓子には、もう少し意味があってもいいと思う。
僕は結構、お菓子には意味を持たせた方がいいと思っている。
味がどうだとか、売れるか売れないかとか。
そういうことはもちろん大事だ。
お菓子を作って販売する以上、考えないわけにはいかない。
でも、それだけじゃなくて、もう少し背景みたいなものがあってもいいと思う。
作り手が、どんなふうに食べてほしいのか。
どんな時間に食べてほしいのか。
どういう気持ちでこれを作っているのか。
そういうものは、思っている以上に大事なんじゃないかと思う。
値段というのは、ある程度数式で決めることができる。
原価がこれくらいで、手数料がこれくらいで、利益をこれくらい残したいから、この値段にする。
そういうものは計算できる。
でも、「思い」みたいなものは、あんまり計算では作れない。
こいつ、どういうつもりでこれを作ってるんだろう。
本当にこれを作りたくて作っているのか。
それとも、ただお金を稼ぎたいだけなのか。
そういうのって、意外とバレると思う。
僕らみたいに料理を作ったり、お菓子を作ったりしている人間なら、なおさら分かる気がする。
ちょっとしたコンセプトだったり、作り手の気持ちだったり。
そういうものは、思っている以上に商品に出る。
だから僕は、自分の仕事について、
「これをやりたくて、やっていて良かった」
と思えること。
自分の子どもに、
「こういう仕事をしているんだ」
と話しても恥ずかしくないこと。
店をやっていることの重みとか、意味みたいなものを、もう少し大事にした方がいいと思っている。
だからこそ、僕が作るフィナンシェについても、
食べる人が、どんな気持ちでこれを食べるんだろう。
というところまで考える。
僕のお菓子は冷凍で発送している。
でも正直、僕は「解凍する」という作業がめちゃくちゃ面倒くさいと思っている。
冷凍で送らないといけない。
でも、食べる人にはできるだけ解凍の手間を感じてほしくない。
じゃあ、どうしたらいいんだろう。
そう考えたときに、僕が大事にしているのが、お菓子の中にしっかり空気を含ませることだ。
重たく、ぎゅっと詰まったものではなく、空気を含ませて軽く作る。
そうすることで、冷凍で衛生的に届けながらも、食べたいと思ったときに、できるだけ簡単に、早く食べられる。
もちろん、そのために味を犠牲にしたら意味がない。
味はちゃんとおいしいまま。
その上で、食べる人の手間を一つでも減らす。
そこまで含めて再現するのが、僕たち作り手の仕事なんじゃないかと思う。
お菓子そのものだけじゃなくて、
その人が食べるところまで考えて作る。
僕は、そういうお菓子を作っていきたいと思っている。
販売期間
2026年10月27日 18:00 ~ 2026年10月31日 23:59
発送予定:2026年11月30日 〜 2026年12月5日
※販売期間・内容は予告なく変更になる場合があります。




