このページではお菓子ご紹介時に同時に単品のガレットブルトンヌをご注文くださった方々にお菓子の詳細をご説明しています。


【僕の田舎ガレット】

田舎風、そんな料理はたくさんありますが、多くの都会の人は田舎がありません。

都会生まれ都会育ちだと田舎が何なのかはあんまりイメージがつかないと思います。

僕には田舎があります。今は大阪に住んで15年になりますが、大阪に来る前は青森の何もない田舎で育ちました。

田舎だと、何がわかって田舎風を作るのか。

きっと、田舎育ちの作る田舎風と都会育ちが作る田舎風は違うと思います。

よく本で書いてある田舎風パテとかは道の両端に広がる田んぼや農家をイメージしていますが、僕の作る田舎風は、実際に僕の田舎で体験した香りや味を詰め込みたいと思いました。

このガレットは秋の初めに田んぼでよくわからないあ草を燃やしている光景、知らんおばちゃんから【おかえり】って言われたけどなんて返していいのかわからない小学校高学年、初めて彼女ができて学校帰りに一緒に帰ったけどオシャレがわからなくてジャスコに行った苦い思い出。

そこらへんの香りを詰めています。

一見するとハリーポッターの百味ビーンズのようですが、そんな田舎に思い出を語るためには【発酵バターが、、、】とか【リッチなテイストで、、】とかはちょっと噛み合わないような気がします。

個人的に一番推しているこのガレットの特徴は【麦感】です。

小麦ふすま、全粒粉、ライ麦粉、そんな精製していないような麦の本来の香りを載せています。

バターや塩にこだわるのは当たり前です。

ちゃんとそこら辺はやっていますが、アピールポイントではありません。

しっかりと麦感を出していますのでお楽しみください。

▪️原材料

バター、小麦粉、卵、有機きび糖、グラニュー糖、アーモンドプードル、ゲランドの塩、ベーキングパウダー、ヨーグルト

◾️アレルギー成分

乳製品、小麦、卵、ナッツ

◾️お召し上がり方法◾️

全解凍でどうぞ。

ボロボロこぼれます。

　

以上が今回のおネタバレです。
僕ぶっちゃけガレットに関しては一生食えます。

まじっす。これは。